|Posted:2011/11/08 21:56|Category :
讃岐うどん|
実家(田舎)に行くと基本的にやることがないです。
庭の手入れとか色々家の手伝いやるぞ!って言ってるんですが、いいから休めと言われてしまいます。う~ん、言えないけど最近毎日休んでるよママン(汗)。いや、言っちゃうと確実にしばらくは軟禁されて千葉に戻って来れなくなっちゃうんでね^^;
となると、あとは親を連れて出掛けるくらいしか能がないわけで、この日(11/8)は親爺殿がゴルフで不在だったため、お袋様とクルマでお出かけ。市内にある霊園の祖父母の墓参りをしてから、玉野市まで赴いて宇高国道フェリーに乗船しました。えぇ、また高松ですよ(苦笑)。
今回乗船した「こくどう丸」。宇野~高松間のフェリーは、
以前にも書いた通り、高速道路の休日ETC千円化の影響を喰らって一度廃止しかかりましたが、ETC千円化が終わり、高速道路無料化などというアホな政策も非現実的であることが見えてきたこともあってか、なんとか営業を継続しています。
苦しい経営の中で、テコ入れとして右側画像のような萌えキャラも登場。「うたか3姉妹」の三女・まりんちゃんだそうです(笑)。夏は涼しげでいいですが・・・冬バージョンも作った方がよくね?^^;
船内からの風景。今回も晴れて良かったです。まぁ晴れてるから出掛けてるわけですが。
平日ということもあってやはり空いていましたが、同条件の前回よりは若干お客さん(特にトラック)が多かったように思えます。
お袋様と一緒ということもあり、うどん屋絨毯爆撃は無理ですので、今日はおとなしく観光がてら軽く散歩です。とはいえ、うどん屋にも寄るのは寄るのですが^^;
先日初訪問した「しんせい」さんに再訪。今回は迷わず一発で行けました(^^)
屋島方面に向かう途上ということもありましたが、やはり揚げたての「いいだこ天」が忘れられなかったというのが大きいです。今回は食い倒れツアーじゃなかたったので茄子天も追加。今気付いたのですが、私茄子を取ることが多いね^^;
一方、「そんなに食べられない」と言っていたお袋様ですが、、、
沢山は無理と言いながら「しっぽくうどん」ってチョイスは無いわ~^^;
私は大体ビジュアルが想像できたのですが、頼んだ本人はエラい量で驚いておりました。しかし、牛肉と野菜を煮込んだ甘めの煮汁が非常に美味しい!とのこと。
さすがに全部は食べられなかったので、残り(と言っても半分以上ですが^^;)を私も頂いたのですが、確かにコレは美味しい! そもそものダシの美味さに期待しての讃岐うどんということで、正直しっぽくは邪道という考えがあったのですが、こいつぁミラクルマッチです。
具は牛肉の他、大根、里芋、人参、ゴボウ、ネギ、春菊、揚げ、焼き豆腐とバリエーション豊か。すき焼き風な感じにもなっていて、焼き豆腐がとてもいい仕事してます。これで560円だったかな? ノーマルのうどんからすると当然値は張りますが、それ以上の価値アリです。オススメ!
うどん処 しんせい本店住所:香川県高松市新田町甲375
営業時間:8:30 ~ 15:30
定休日:年中無休
オフィシャルサイト:
http://udon-sinsei.jp/ (詳細地図)
結局ほぼ2杯分いただいて満足して出発。屋島はパスし、その先にある四国八十八箇所の八十五番札所の「五剣山八栗寺」に行って参りました。
と、その前に、、、
八栗寺の麓にある「山田屋うどん」さん。いままで寄ってきたどのうどん屋とも違う、外観も内装も立派で綺麗な日本庭園まで備えていて接待にも使えるうどん店です。当然セルフではない、いわゆる一般店ですね。
かなり有名なお店で、TVでもちょくちょく紹介されています。「水曜どうでしょう」では、ココのうどんを食べたいがために、企画を一部放棄したほど(笑)。
おかん注文の「ぶっかけうどん」。こちらは「かけ」にかつお節をブッ掛けたのが「ぶっかけ」なのだそうです。
またも私が半分食べたのですが、かつお節の香りが強いもので、これまた普通の「かけ」とは違う味わいが楽しめます。イリコだしが苦手な人にはお勧めですね。つまり万人に受ける味かと思います。
それじゃあ普通のぶっかけは?となると、こちらの「釜ぶっかけ」。とっくりに入れられたダシをぶっかけていただきます。
卵付きで600円、卵無しだと550円となります。ご覧のようにゴマ、しょうが、大根とすだち、ネギ、揚げ玉と、トッピングが非常に豊富で色々楽しめますが、卵とすだちおろしという組み合わせはどうかなぁ・・・卵なしで頼めば良かったなぁとも。
先日卒倒した「松岡」や「田村」ほどではありませんが、麺のレベルは高いです。値段は今までまわったセルフの店から考えると高いですが、それでも「ぶっかけうどん」は300円だし、綺麗な座敷も備える立派なお店でありながらコレってのは凄いですね。お袋様も「ここなら友達を連れてこれるなァ」とのこと。上品なお金持ちの友達が多いようで、色々しんどい思いをしているようです(苦笑)。
一人でまた来るかと言われると、それは微妙かな。トータルで考えると製麺所やセルフ店の値段・味・雰囲気がやはり勝りますし楽しいです。しかし、万人が満足できる店となると、ここをおいて他はないでしょうね。
うどん本陣 山田屋住所:香川県高松市牟礼町牟礼3186
営業時間:10:00~20:00
定休日:年中無休
オフィシャルサイト:
http://www.yamada-ya.com/ (詳細地図)
食後は山田屋の前の道をさらに登っていき、八栗寺に参詣してまいりました。
山麓からお寺まではケーブルカーに乗ります。少しマヌケな顔のかわいらしくも懐かしい雰囲気の車両でした。なんか昔の東武のデラックスロマンスカーのチョロQ版みたいな感じ?と思ってましたが、昭和39年製の車両ということで、デザインの影響はあったかも知れませんね。
ケーブルカーなので当然ではありますが、普通の鉄道では有り得ないような急勾配をゆっくりゆっくり登っていきます。わずか3、4分程度の乗車時間ですが非常に楽しいですね。
右側画像は車内の様子。床が階段状になっています。子供の頃はコレがすごくヘンテコに思えて、何度も上り下りした覚えがあります。あ、今回もやっちゃったな^^;
山の上の八栗寺さん。さすが八十八箇所の霊場の一つだけあって、平日であるにもかかわらずお遍路さんの姿が多いこと! 私達のような白装束を着ていない参拝者の方が少なかったです。
右の小僧さん看板は一種の八十八箇所名物ですね(笑)。看板の後ろが植え込みだったので、残念ながら「エヘヘッ!」はできませんでした(謎)。
とまぁ、こんな感じでお散歩終了。改めて四国って地味ですね^^;
でも、人も風景ものんびりしてる感じで、ふわふわ巡るのがなんか心地よいです。若者向けじゃないですが、日本の田舎風景も多く感じられ、のんびり散歩するにはいいとこだと思いますね。