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日立FLORA310 DL6で遊んでみる-CPU換装篇-

前回の分解編に続き、お決まりのCPU換装をやってみました。元々MendocinoコアのCeleronを積むこの日立FLORA DC6のCPU換装については、Web上で先人達のありがたい情報を見ることができますので、ここでは自分でやってしまった顛末と結論をまとめておきます。

1.Katmaiコアまでは、マザボ上のDIPスイッチの変更だけで換装可能

dl6_11s.jpg

メモリスロットの上にSW1のディップスイッチがあり、これでFSBやコア周波数倍率を変更できます。コア電圧の変更スイッチはありません。スイッチの割り当ては以下の通りです。

 1:On=66MHz、Off=100MHz
 2:On=パスワード有効、Off=パスワード無効
 3,4,5,6:コア倍率設定
  On Off Off On=3.5倍
  Off On On On=4.0倍
  Off On Off On=4.5倍
  Off Off On On=5.0倍
  Off Off Off On=5.5倍
  On On On Off=6.0倍

元々Celeron333MHzが乗っているデフォルト状態は、66Mhzの5倍ということで1から順に
  On Off Off Off On On
となっているはずです。

因みにBIOSを書き換えてCoppermine以降のCPUの搭載を可能とした場合、CoppermineやTualatinコアのCPUは倍率が固定なので、このDIPスイッチをいじる必要はありません。


2.Coppermine、Tualatinコアへの換装はBIOS書き換えで可能。しかし、、、

日立がBIOSをアップデートしていない(元のBIOSすら公開していない)という絶望的な環境のせいで、アップグレードは望めないものと思っていましたが、マザーボードの素性がAcerのV66LT/V66LT-2ということで、OEM元のAcerに最新BIOSがあります。
が! コイツを素でブチ込むと、液晶画面が映らなくなる(オンボードVGAが無効になる?)という致命的な症状がでます。えぇ、出ました(汗)。
BIOSが死んで一巻の終わりか!?と思ったのですが、実は外出しのVGAは生きているので、他のモニタに接続すればBIOSやDOSは見れます。これで何とか元のBIOSに戻すことができました。

その元のBIOSに戻す作業ですが、AWARDのAFLASHでバックアップしておいた元BIOSを戻そうとすると「CheckSum ERROR」が出てしまい、通常の手順では戻せませんでした。仕方ないので、AFLASHの強制書き込みオプションで無理矢理戻しました。バックアップした元BIOSファイルが正常に保存されていないと完全に死亡することになるので結構バクチですが…

コマンドは、
  AFLASH /F (元BIOSファイル名)
で強制書き込みモードとなります。


肝心のBIOS書き換えによるCPUアップグレードの方法については、改造を施したBIOSに書き換えることによって可能です。詳しくはThe PC Journalさんで保存してある過去の書き込み記事のアーカイブにて詳しく記載されてますので、そちらをご参照ください。
※但し、バイナリデータの修正が必要となるので、それなりのスキルが必要です。


3.KatmaiコアのPentiumIIIへの換装と、その効果
今回は起動不能のリスクを冒してまで高い性能は求めてませんので、Katmaiコアで最高クロックのPentiumIII 600MHzに換装しました。SW1のディップスイッチは、上の画像にある状態(1からOFF OFF ON ON ON OFF)で動作しています。

ただ、どうしてもOSロード前に以下のようなメッセージが出て怒られます。
dl6_12.jpg

カメラを持つ手が映っているのはご愛嬌^^;
起動のたびに「F1」キーを押して回避しなければならないのが面倒ですが、まぁそれは性能のアップと引き換えということで我慢するしかないでしょう。

その性能アップについて、どの程度効果があるのか軽く色々テストしてみましたので、簡単にまとめます(全てWindows98SE環境)。

●OS起動時間
これは大して差はありませんでした。BIOS画面が消えてOSロードからログイン(パス入力)までを計測し、約26秒から30秒程度。せいぜい2~3秒程度しか変わりませんでした。

●Superπ104万桁
Cel333で6分11秒だったのが、PenIII600で4分2秒に。

●Excelベンチ
ビジネスアプリはどうか?ということで、Office TANAKAさんで公開しているベンチマーク for EXCEL2000を試してみました。結果、大体倍程度の速度向上が見られました。

●ファイルの圧縮・解凍
約1000個の画像ファイルの圧縮で1分44秒 → 53秒に、解凍は55秒 → 28秒まで短縮。これは威力大ですな。

●ゲーム
依頼者のそもそもの使用目的がコレだったわけですが、これが一番効果ありました。まぁ、そもそもマルチメディア機能の強化(SSE)がPenIIIの目玉だったわけですから、当然の帰結ですが。
テスト方法は、07th Expansionの「ひぐらしのなく頃に」で、一番最初のTipsから次のTipsまでを「次の選択肢まで飛ばす」を実行した際の経過時間。結果、5分34秒掛かっていたのが3分36秒に短縮。
あるいはF&Cの「Canvas」のOPムービーがコマ落ちしまくってたのが殆ど無くなったとか・・・んー、フツーの人にはサッパリなテストですな^^;

因みに、CPUの交換だけでなくメモリの増強での差も確認しましたが、64MBから128MBへのUPでそこそこの性能差が見られた程度で、それ以上は大差ありませんでした。使うアプリによっては必要かも知れませんが、基本的には無理して片面実装の256MBメモリを探して512MB化しても、Windows98での通常使用ではあまり報われなさそうです。


番外:HDDをゼロ・スピンドル化
友人に引き渡す直前にHDDをコンパクトフラッシュ(CF)に換えてフラッシュメモリ化(SSD化)してみるテストもしてみました。
使ってみたのはSiliconPower製の300倍速度コンパクトフラッシュ。これにIDE→CFの変換コネクタ(エアリアの「喜多見」)で接続し、プライマリのディスクドライブとしたのですが、BIOS上ではIDE Masterとして認識されるものの、Windows98SEではインストール中の再起動後にDisk I/Oエラーとなってしまい、結局インストールはできませんでした。

仕方がないのでWindows2000で試してみたところ、こちらはうまくインストール完了。

HDD_ori.jpg  disk_MK_CF.jpg

左が通常のIDEのHDD(30GB)、右がシステムドライブ化したCFの、それぞれCrystalDiskMarkの成績ですが、とにかく格段に性能が上がっています。うーん、これはWin98が入らなかったのが惜しい。是非とも同条件で比較してみたかったのですが。。。


さすがに勿体無いので、結局HDDを戻してCFは回収。このCFはThinkPad X40に乗せ換える予定です。FLORAはPentiumIII 600MHzを乗っけた状態で友人に嫁いでいきました。めでたしめでたし、、、
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Author:猫提督
PCやクルマ等のイジり、それにビールと深夜徘徊を愛する。酸いも甘いも辛いも何でも食うロクでなし。

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