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北海道放浪記・二日目 (青森>札幌>旭川)

初日からのつづき。微妙に鉄ネタが多いです^^;

 無事、急行「はまなす」に乗車し、一晩かけて札幌まで向かいます。
 普通の座席自由席ってことで決して快適とは言い難いですが、丸一日移動に費やして疲れたせいか、酒なしでも結構眠って過ごせました。
 札幌には朝の6時7分到着。ゆっくり朝食摂ってから移動とも思いましたが、この時間だとロクなものは無いでしょう。札幌から出ている札沼線という支線を乗り潰すこととし、ナイスな朝食は断念することとしました。



 そんな時のお決まり、駅の立ち食い蕎麦です。ダシに浸すとアッと言う間にホロホロに崩れてしまう天ぷらがジャンクで素敵(笑)。駅そばはこれでなくちゃいけません。
 札幌駅ホームの立ち食いそば屋は6時50分から営業と店に書いていましたが、40分頃から営業を開始してくれていました。待っていた人も多いようで、早朝だというのに盛況でしたね~。
 札沼線の列車を2本やりすごして、この天ぷら蕎麦を頂きました。やり過ごした2本の列車に乗らなくても、結局同じ時間に最終目的地である終点の新十津川駅に着くので、立ち食い蕎麦を優先したのですが、後々これが大きな失敗を犯す原因となってしまいます。。。

 

 札沼線(通称・学園都市線)で使われている気動車のキハ140。鉄ヲタねたですが、これに乗るのも今回ここに来た理由の一つです。パッ見では特徴の無さそうな車両ですが、余剰となった旧国鉄時代の客車に発動機を付けて気動車に改造したという変り種なんです。

  

 左が改造元ネタとなった51系客車。旧型客車を追い落とした戦犯車両として登場時は毛嫌いしたものですが、客車列車そのものがすぐに電車・気動車に駆逐される運命で、極めて短命で今思うと哀れな車両でした。コレを改造したキハ140は、フロントマスクではさっぱりタネ車が分からないですが、右側画像の通り妻板部分を見ると分かりやすいですね・・・って、分からない人にはサッパリな話^^;


 ま、そんな鉄話はともかく、この改造気動車で札沼線の石狩当別まで向かいます。札幌から終点の新十津川までの直通列車はなく、途中の石狩当別か浦臼で必ず乗り換える必要があります。石狩当別までは多数の列車が走っているのですが、先っぽの浦臼-新十津川間は何と1日3往復しか走っていないのです。
 そんなわけで石狩当別から先は極めてローカル線なのですが、最近できた一つ先の北海道医療大学までは例外的に大変需要があります。そんなこととはツユ知らず私は列車の中でウトウトしていたのですが、乗り換え駅の石狩当別駅に到着する段になっても人がワラワラいて驚きました。乗り換え時間は4分しかありません!
 しかも、今まで6両編成だった列車から1両の単行列車に乗客が流れるんですよ。わずか1駅間だけとはいえ、車内がどんな状況になるかは想像がつくと思います。朝一番で新十津川まで乗ろうと考える鉄ヲタの皆さんは、札幌7時2分発の石狩当別行きには絶対に乗ってはなりません。札幌駅の駅蕎麦は諦めて先に6時41分の石狩当別行きの列車に乗るのが正解です。つか、7時2分の石狩当別行きを北海道医療大学行きにダイヤ改正しろよ・・・>JR北海道

 そんなわけで当然座ることはできませんでしたが、何とか乗ることは出来ました。自転車の入った輪行袋を抱えてデッキに入り込んで、満員の状態で周囲に非常に気を使いますが、隣の医療大学駅でほとんどの人が下車してひと安心です。たった一駅でしたが、他の人と背中合わせになるくらいの混雑ぶりで本当に驚きましたよ。。。


 ・・・あれ?

 「背中合わせ」って何??


 なんで背中合わせなんかになるの??



 今までぼくの背中には何か無かったっけ?







 いやいやいやいや、楳図かずおネタで遊んでる場合じゃないッス。
 寝ぼけて自転車だけ担いでしまい、網棚の上にあげておいたリュックサックを置きっぱなしにした模様です。さすがに叫びはしませんでしたけど、心の中では正に「ギャー!」でした。



 1日3往復のみの貴重な新十津川行き列車を諦め、次の駅で速攻で降りました。さようなら~(涙)

 

 降りたのは北海道医療大学駅の隣にある石狩金沢駅。昔の車掌車を待合室に改造した、北海道に多い典型的な無人駅です。誰も乗ってこないし、誰も降りませんでした。自転車を担いだ男が一体なんでこの駅で降りたのか、車掌も他の乗客も不思議だったに違いありません^^;
 幸い、この駅のある区間では鉄道と国道275号線は並行していたので、早速自転車を組み立て、駅員のいる石狩当別駅まで向かいました。

 

 石狩金沢駅近くのドライブインで飼われていたワンコ。盛んに「かまってくれ」オーラを出していたのですが、慌てていたのでモフることもできず画像だけ。スマン。今度時間がある時に遊びに来てやるからな!

 途中の北海道医療大学駅は無人駅でしたが、石狩当別駅の電話番号が書いてあったので、先に電話で連絡。忘れ物の届けはないか確認しましたが、何も出ていないとのこと。忘れた列車はすぐに札幌行きとして折り返したので、札幌駅で遺失物の届けが出ないか確認してくれるそうです。私も石狩当別駅まで急ぎました。距離にして6キロ程度。
 私が石狩当別駅に着いて10分ほどして当該列車は札幌に着いたようなのですが、札幌駅には届出はないとのこと! 財布や切符やカメラといった貴重品はウエストバックに全て入れているので、旅行自体は続けられるのですが、衣類と時刻表しか入ってないリュックなんて誰が要るんだい(ー'`ー;)
 石狩当別の駅員さんが言うには、札幌駅でもすぐの折り返しのため、駅員への届けをする時間がなくて車掌が持っている可能性があるとのこと。札幌から折り返すその列車はどこで捕まえられる?と訊ねたところ、ダイヤグラムを確認して下さり、目当ての列車は『あいの里公園』駅行きで、次の上り列車で2駅先のあいの里公園で降りればその列車を捕まえられる、と親切に調べて下さいました。



 運命のあいの里公園駅に到着。こんなことでも無いと来ることのまず無い駅ですが、あとで地図を見てみたら、5年前にすぐ近くをクルマで走り過ぎていたことが判明しました。縁とは不思議なものです。

 で、隣のホームに停泊していた列車に近づき、車掌さんに話を聞くべく車掌室に・・・あ! ありました! ボクのリュックぅ~。事情を説明したらすぐに出してくれました。ありがとう、吉本の若手芸人っぽい雰囲気の車掌さん(一言余計)。

 このまま札幌に戻ろうかとも思いましたが、1時間待てば1日3往復のうちの昼の1本に乗れることが判明しましたので、初志貫徹して新十津川に向かうことにしました。



 左側に停まってる列車が、リュックを置き忘れてしまった因縁の列車です。駅に進入してくる右側の列車で石狩当別駅に戻りました。石狩当別駅で新十津川行き列車を1時間待つことになりますので、先ほど対応してくれた駅員さんにリュックが見つかった旨を報告したところ、「いやぁ~、ホントに良かったですねぇ」と我が事のように喜んで下さいました。嬉しいじゃありませんか。本当に助かりました。ありがとうございます。

 

 終点の新十津川までは1両限りの単行運転です。何人かの鉄道マニアと地元の人だけで、朝の医療大学駅のラッシュが嘘のようです。車内は画像右側の通り、ラッシュ時の立ち客を考慮した2:1の非対称のクロスシートに改造されていました。

  

 終着駅はこんな感じ。味があるかわいらしい駅舎です。「札沼線」の名前の通り、昔は札幌から石狩沼田を結んでいた路線なのですが、この新十津川から石狩沼田までは随分昔に廃止になりました。右側画像は、その昔石狩沼田まで延びていた頃の名残です。まぁすぐに線路は途切れてしまうのですが。

 普段ならこのまま折り返し列車に乗って札幌に戻るところですが、今回は自転車があります。新十津川からは自転車で移動することとしました。

20110915_16.jpg

 駅前に立てられた案内看板より。クリックして拡大していただければ分かりやすいですが、新十津川駅は石狩川を挟んで函館本線の滝川駅と隣り合っているのです。直線距離で2キロ無く、道路でも2キロ余りなので、歩いて移動することも可能かと思われます。
 で、自転車で訪れた滝川市内の店ってのが、先日のエントリにてネタにした「喫茶・マリン」さんです。本当なら朝一番の列車で新十津川に降り立ち、開店直後の10時過ぎに訪れるはずだったんです。それなら大量のカレーも夜までには消費されると思っていたのですが、結局昼過ぎのチャレンジのため夜はご飯抜きとなったというオチです^^;


 マリンさんの大量カレーで腹パンとなった後は、滝川駅から各駅に乗って移動です。

 

 滝川の2つ隣の妹背牛(もせうし)駅です。この駅から北に1キロほどのところに、妹背牛温泉の日帰り入浴施設(ペペル)があります。写真を撮り忘れてしまいましたが、源泉掛け流しで加温・加水一切なしという一流の温泉です。
 で、入浴料は500円と格安。大広間での休憩もでき、旅の途中に立ち寄るには最適の温泉施設です。結局この後何もやる気がなくなって、日が暮れるまで大広間で眠ってしまいましたとさ^^;;;


 今晩はこの妹背牛から30分の旭川で逗留とします。

  

 旭川市内の旅館「美岐」さんにお世話になりました。
 いや~、格安ということで投宿したのですが、ここまで昭和を残した宿とは予想しませんでした。ビジネスホテルではなく、昔懐かし「商人宿」ですね、こりゃ。実際、宿泊しているのは工事で長期滞在しているドカの旦那さん方でした^^;



 というわけで料金表はこんな感じ。
 家庭用ですが風呂も3箇所あります。共同でしかも一部はボットンですがトイレも複数あります。その上でこの価格を安いと感じるか、あるいは価値を見出すか。それは、それこそ人それぞれでしょう。清潔なリネンを備えている以上、寝るだけで十分という考え方もアリかと。

 ・・・私ですか? 北海道であればこれと千円くらいしか違わない額のビジネスホテルを探すことができる以上、正直辛いですね(苦笑)。風俗としてだけではなく、多様な選択肢の一つとして残ってほしいとは思うんですけどね^^;

三日目に続く。。。
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Author:猫提督
PCやクルマ等のイジり、それにビールと深夜徘徊を愛する。酸いも甘いも辛いも何でも食うロクでなし。

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