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WindowsXP 10周年

 標題の通り、WindowsXPがリリースから10周年を迎えたそうです。
 複数台のPC全てで今だにXPを使用している私ですが、XPが出た当初の私は、余計で不要なインターフェースが増えたり、プラグ&プレイの不具合が多かったり、ドライバの対応が遅々として進まなかったりがイヤで、多くのマニアと同様にアンチXPでした。熟成を重ねて、良い意味で枯れてきたなぁと最近になってようやく思えてきたわけです。

 ところがXPを産み出した当のマイクロソフトは、このXPを一刻も早く葬り去りたいご様子なのだとか。米マイクロソフトの公式ブログ記事の邦訳をジャパンインターネットの記事から引用しますと。。。

>「携帯電話を考えてみてください。いまでも折りたたみ式の携帯を持ち歩いていますか。
>音楽を考えてみてください。デスティニーズ・チャイルドはいまでもあなたのお気に入りの
>アーチストでしょうか。
>髪型を考えてみてください。いまでも10年前と同じヘアスタイルをしているでしょうか。
>なのにどうして Windows XP を使い続けるのでしょう。Windows 7は、はるかに優れているのに」


 さすがマイクロソフト。昔と変わらずツッ込みどころ満載で嬉しいですね(苦笑)。
 クソ真面目に答えるならば、私のサブ携帯は折り畳み型ですし、メイン携帯は折り畳み型に移行する時期のストレート型です(大笑)。デスティニーズ・チャイルドは元々聴かないけれど、今でもポータブルプレイヤーに入っているのは、ここ10年の曲より10年以上前のアーティストのものばかりです。ヘアスタイルに至っては、30年以上変わってないんですが・・・
 なんだ、やはりXPのままでいいんじゃないか ゚( ゚^∀^゚)゚。 ウハハハ

 余談ですが、日経BPコンサルティングの調べによると、スマートフォンの国内普及率は9.5%なのだそうです。電車の中の様子から考えると意外に低いと思ったのですが、全世代・全地域で割ればこんなもんでしょう。むしろ普及していると考えるべきかとも思いますが、いずれにせよ少なくとも日本で携帯を持つ9割近くの人間が「いまだに」と馬鹿にされたわけで^^;


 それはともかく、揚げ足取りではない真面目な話をしますと、Windows7(以下「7」と表記)の普及が遅れている原因は何でしょうか?
 引用したジャパンインターネットの記事では「ユーザー側の問題というよりは、 Microsoft が Windows XP の後継OSとしてリリースしたWindows Vistaの完成度が低かったことにあると見ている」としていますが、私はやはりユーザー側の問題の方が大きいと思いますね。
 記事の指摘が正しければ、完成度の高いと言われる7にユーザーは流れているはずです。Vistaがクソであろうがなかろうが、そして7が優秀であろうと無かろうと関係なく、慣れないインターフェースの操作をわざわざ覚えてまでして、現状使っているXPから乗り換える必要性が無いと、多くのユーザーが判断しているからに過ぎないと思うんですけどね。

 単純に言えば「今の使い方ならXPで十分」ということです。「オマエはXPが出た時にも同じことを言ってたんじゃないか?」と言われたら、一番上でも書いた通り確かにアンチでしたが、2000を十分なOSだと思っていたかと言うとノーです。95/98との互換性の低さで色々と泣かされましたもん。
 つまり、慣れの問題はあったにせよ、XPには95/98系の使いやすさとNT/2000系の堅牢性の両立という命題をクリアできたという「価値」があったのですが、そこから先に進む付加機能が7にあるのか?となると、疑問に思わざるを得ないんですね。

 別の例えをすると(あくまでも自分本位の価値観からの話で恐縮ですが)、レコード>CD>DVD>ブルーレイの進化の過程に近いかなって思うんです。要約すると、レコードから音飛びや劣化の心配が減ったCDへの進化は凄いと思いました。記録容量が増えたことで動画までサポートするようになったCDからDVDへの進化もビックリです。
 でも、DVDから更に記録容量が増えてキレーな動画が見られるようになったブルーレイへの進化は、自分にはあまり興味がありません。現時点ではそこまでは求めていないからです。7の置かれた状況ってこれに近いんじゃないかと思うんですね。


 とまぁ、心情的にはXP使用継続を是とするような論述をしましたが、残念ではありますが理屈で言えばやはりWindows 7に移行すべき・・・というか移行せざるを得ないでしょうね。
 今のIT産業の構造を考えると、仮にユーザーが高機能を必要としていなくても、現在のレベルに留まらないで高機能への進化を続けないと、経済が成り立っていかないからです。分かりやすく言うと、代替需要を必要としているということ。ユーザー側としての国民誰もが望んでいないのに何故地デジ完全移行がなされたのかも、同様の理由と言って良いでしょう。
 つまり、無理矢理「便利」をデッチ上げないと成り立たないまでに、我々の生活は引き返せないところまで来たというべきでしょう。何とも不毛な話です。


 大きな話になってしまいましたが、最後にネタを。
 IT-Mediaエンタープライズにて、「さよならWindows XP:OSは“10年前のお古”で良いのか?」と題されたコラムがあったのですが、久々に腹を抱えて笑えたので引用します。こりゃヒドい提灯記事だわ(;´Д`)

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「Windows XPでは使えない最新機能が続々」
(中略)
この10年間にハードウェアは目覚しい進化を遂げ、企業システムを支える機器の機能・性能もどんどん向上していった。それらの機器の機能・性能を十分に引き出すには、最新のソフトウェアが必要だ。もちろん、クライアントPCも例外ではない。すでに開発が止まってしまっているWindows XPでは、ハードウェアを生かし切れないのだ。
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 逆です。過去の資産を生かすために企業はXPを使ってます。
 確かにハードの進化は進んでいますが、過去のソフト資産を使えないとなると、余程のこと(=サポート終了)が無い限りOSの代替は有り得ません。新しいハードが今だにXPのドライバを出しているのもそのためです。
 企業の過去資産の活用という点は昔も同様でしたが、95/98から2000/XPへの移行が早かったのは、過去資産の活用以上にセキュリティの向上が優先されたからです。そもそもブラウザやグループウェアといったソフトもまだ未熟で発展途上でしたので、アプリケーションもOSと共にバージョンアップする余地があったのです。

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機能面だけでなく、性能に影響することもある。例えば、Windows XP以降に登場したSATA(Serial ATA)2で採用されたSATAネイティブのインタフェース仕様であるAHCIモードは、Windows XPには対応していない。したがって、そのままの状態ではAHCIモードのハードディスクを認識することができず、従来のStandard ATAモードで起動させるか、マザーボードベンダーから提供されているドライバを組み込むしかない。ドライバを任意で組み込まない限り、SATA2本来のパフォーマンスを発揮させることはできないわけだ。ハードディスクにはほかにも、Windows XPでは2.19TBを超えるドライブを認識できないという問題もある。
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 確かにAHCIモードの恩恵を受けられませんが、オフィスユースでAHCIモードの必然性があるとは思えません。これは一部のマニアを除いて個人ユースでも同様。必要とするユーザは、引用文にもある通りマザーのドライバーを入れれば良い話で、これを以て7が絶対条件とは言えません。
 また、シンクライアント化が進んでいる現状で、HDDの大容量化も必要ありません。

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「Windows 7にすれば消費電力量は半分に」
 サポート終了まであと2年半。そんなに余裕があるなら、まだ考える必要がないと思うなかれ。実は、Windows XPを使い続けると、運用コストが余計にかかるというレポートが出されているのだ。
(中略)
 まず、待機時の消費電力についてだが、レポートによるとWindows 7がプリインストールされている最新デスクトップはWindows XP世代のデスクトップに比べ、消費電力量が約半分だという。また、業務開始前の起動、業務終了後のシャットダウンの消費電力については、消費電力量が約 2倍も違っている。この検証結果は、ハードウェアをリプレースするだけでも、節電効果があるというPCベンダー各社の主張を裏付けている。
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 最も笑えた、そして最も悪質な部分。
 「ハードウェアをリプレースするだけでも節電効果がある」というのは正しいですが、消費電力が半分になったのは、「Windows 7搭載の最新PC」だからであって「Windows 7」だからでは無いというのは明らか。最新PCにXPをインストールしても節電効果は同じです。(もしかしたら消費電力管理に差があるかも知れませんが、それ以上にバックグラウンドで常にバックアップ処理を行っていることで、信頼性は高くとも省電力とは言えないでしょう)
 それが「Windows 7にすれば消費電力量は半分に」などという頓珍漢な見出しを付けるとは、提灯にもほどがあります。痴れ者めが(失笑)。
 ついでに言うと、PC全台リプレイスによるランニングコスト(電気代)の軽減分で、新PC導入によるイニシャルコストを穴埋めできるのかも興味がありますね。まぁ什器資産ということでの税務上の利点や、社会全体での絶対的な電力消費低減という観点もありますから、一概に悪いとは言えませんけど。


 あまりにもレベルの低い釣り記事ではありましたが、この記事でも述べてる通り、サポート終了という最も大きな問題がありますので、やはり結局は早めの7への移行が望ましいことは確かだと思います。
 私も既にDSP版の7は購入済みで、来月にメインマシンを7化する予定・・・って、OSを買ったのは既に三ヶ月前なんですけどね。やる気が起きねーなァ^^;;;
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PCやクルマ等のイジり、それにビールと深夜徘徊を愛する。酸いも甘いも辛いも何でも食うロクでなし。

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